2020年2月7日金曜日

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勤務先企業は業界No1ではなくても、投資ではNo1を選択できる

トヨタ自動車で働いていれば、自動車業界については一般の人よりも詳しいはず。
製薬業界で働いていれば、どんな薬が売れているのかリアルタイムでわかる。
どの業種でも同じことが言える。

勤務先の企業の業績が悪くても嘆く必要はない。
競合先の企業が素晴らしく、かつ上場してるなら、そこに投資すればいい。

勤務先の業績不振を貴方社員一人が変えることはできないが、
業界の状況は他の一般人よりも詳しいのだから、
その知識を投資に向ければいい。
勤務先の企業と『一生を共に』する必要はない。

今の時代、早期退職制度、リストラに抵抗を感じない経営陣が多いのだから、
勤務先の企業に恩義を感じる必要もない。

貴方が勤務する理由が『その業界に詳しくなる』ためと割り切れば、
顧客や競合会社の情報は俄然『有益』となってくる。
紙媒体やネット媒体で掲載されるよりも、リアルタイムな情報が得られる。

例えば、どこかにソフト開発をお願いしたとしよう。
『人手が足りないので無理です』と言われて、ソフト会社に「何を生意気な」と
思うなら、業界に詳しくはなれない、業務遂行のことしか考えていないから。

それよりか、それほど忙しくて、依頼を断るほどの他の業務に人材を
取られているのは『何だ』と思えば、投資のチャンスが一つ増える可能性がある。

そのソフト会社が上場していれば、さらに「断る理由」を聞きたくなる。
何の業務の受注残がどれほどあるのかと。
断るほどのソフト会社なら投資候補になる。

かつてNEC、富士通、京セラ、パナソニックのガラケー開発に携わっていれば、
スマホでグーグル、アップルに主導権を取られた苦い経験があるはず。

それを『苦いまま』にしておくのか?

勤務先の企業の携帯事業は落ち目で昇給の見込みはないけども、
それを補うためにグーグル、アップルに投資しておこうと思えば、
昇給以上の投資利益が得られた可能性がある。

うちの上司や経営陣は何もわかっていないと嘆くなら、
こう思えばいい、
競合先の企業は、うちよりも優秀で敵わない。
上場してるんだから、投資しない手はないと。

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