日本株と米国株の決定的な違いは「株主」の扱いと個人的に思っている。
日本大手企業の経営陣は入社からの昇進組が多く、
米国企業は雇われ経営陣が多いと(勝手に)個人的に思っている。
米国企業なら、業績不振で減配、無配になれば、速攻でCEO、CFOが辞任か解雇される。
そして、新たなCEO、CFOが雇われる。
一般社員もリストラされるが、経営陣も簡単に取締役会でリストラされる。
日本企業だと経営陣は輪番制(数年間の任期)で、社内の政治思惑で決まる場合が多い。
だから、無配になろうが減配になろうが、経営陣は『大ごと』だとは思わない。
親会社が大株主なら配慮するかもしれないが、
ヘッジファンドでも現れない限り、株主は基本『しかと』される。
業績不振にしておいて、
『業績回復をさせることが私の任務』と
ほざく米国CEOをあまり見ない。
ほざく前に解雇されるから。
ただし、日本企業だと、よく聞くフレーズになる。
米国企業の経営陣は、株主に向かって
「あなたがた(株主)の会社」
と言う。
日本企業の経営陣は、(会社を所有している)株主に向かって
「私達(社員と経営者)の会社」
と言う。
そもそも、『企業の存在意義』が欧米と日本だと感覚的に違うんだろうなと思う。
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