2020年2月11日火曜日

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裕福層定義は「ただの資産持ち」、目指すは「お金がお金を生む」サイクル

裕福層の定義は、投資可能資産額1億円以上のことを指しており、年収の定義はない。
年収の定義がない以上は、無職でも、裕福層の仲間入りは出来るはず。
1億円の投資可能資産を持っていてしても収入ゼロで、果たして裕福層と言えるのかは疑問が残る...

株式投資家なら、株式評価額が1億円であろうが、数千万円であろうが、
そこから得られる収入(キャピタルゲインまたは配当)目的で株式投資をしている。
1億円で年間200万円収入と5千万円で年間300万円収入であれば、後者の方が投資効率が良い。配当であれ、投資利益であれ。

企業にも同じ理屈が通る。
内部留保をため込んで、配当も出さず、新規事業にも設備投資しない銘柄は、やがて買収の標的にされる。

投資家が目指すのは、ただの資産持ちの「お金持ち」ではない。
1億円の資産が何も利益を生まないのであれば、ただの現金と変わらない。
現金は何も生み出さない。利点は『減らない』というだけ。

投資可能資産額1億円で、年間どれだけの利益をえることができるのか?
ダウ30銘柄の平均配当利回りは1~2%程度だから、
少なくとも年間100万円越え程度は、最低限欲しいところだ。

所詮、「億り人」になっても、100万円程度の収入が平均。現実は厳しい。

日本の平均年収の400万円を目指すとなると数億円は必要になる。
それも並みの投資能力で。

裕福層の定義で、本当に裕福かといわれるとそうでもない気がする。
不動産の資産だと、税金という名の維持費がかかる。

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