2019年12月7日土曜日

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年末に『今年の含み益自慢ブログ』が流行ると、バブルの兆候と感じなくもない

上昇・下落相場の転換点をいち早く知ろうとみんな躍起になる。
その転換点は「あの時がそうだった」と将来言われるので、今が転換点かも知れないし、そうでないかも知れない。
知ったところで、儲けられるかというと、それは別の課題。

米国株ブログ界隈をみると、もうすでに本年度の儲け自慢が活況になっている。
12月15日の米中貿易問題でその儲け分がどうなるかわからないが、もう浮足立っている。

過去10年の米国市場のブル相場は、下落20%を伴わずに継続し過去史上最大の長期間のブル相場となっている。
それが今も継続しているのかは定かではない、最後の晩餐なのか、それとも途中なのか。

キャピタルゲインは、実際に売買を確定しないと実現利益にはならない。
持ち株の時価総額で、いくら含み益があろうが、それは実現されていない。
配当は微々たる現実益。

含み益が増えるといかにも儲かった気分になるが、バブル崩壊でいとも儚い夢となる。
バブル崩壊では、すさまじい勢いで株価下落になるから、売りそびれるといつまでも売買が確定しない。

少なくとも、認識しておくべきことは1つ。
今は、過去最長の米国ブル相場におり、最長を更新中。

だから、浮かれ過ぎは禁物。

今時、靴磨きの少年はいないから、彼らに「株に興味があるかい?」と聞くこともできない。

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