2019年10月16日水曜日

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なぜ、金持ちの有名スターは破産しやすいのか想像してみる。会社員の年収が高くてもね、と思いを巡らせる。

有名ストリートやかつての歌手の破産は事欠かないゴシップ。

十分稼いでいるのに散財しすぎるから、理屈ではそうなるが、じゃなぜ、散財するのか?

金融知識が乏しくて情弱だからか、違うと思う。
資産形成の知識があろうが、たぶん無理だと思う。
ストレスに耐えきれないほどの稼ぎをしてしまうから。
更にまわりは、ストレスに耐えきれないほどのパフォーマンスを期待する。
かつての栄光を【超える栄光】を期待される。
誰にも見向きもされなくなる恐怖は耐えがたい。
終わりがないんだ。

その代償に散財をすることになる。
資産管理に集中できる余裕はない。
まぁ、取り巻きも良くない連中がいるのだろうとは思うが。

自分で退路を決められる人は、散在しない。

会社員でも年収1千万円クラスの貯蓄が、年収500万円クラスよりも少ないっていう話題はよく聞く。
会社勤めなら年収1千万円に到達した後の降格は心理的に辛いと思うから、更に上を目指そうとなる。年収800万円に戻れるかと、降格なら転職してやるとなる。

年収が一番目標であって、資産形成が一番目標にならない。

年収が上昇すれば、資産もそのうち貯まるだろうと安易になりがち。
年収が上がったので、貯蓄に回す前に、あれ買おう、これ買おうとなる。
年収が相対的に低ければ、この年収でどれだけの資産形成=貯蓄ができるか慎重に考える。
しかし、年収1千万円でも自分の身の丈を知っていれば、貯蓄や資産形成に励む。

本当のところ、年収に関わらず、資産形成ができない人の発想は2つある。

・年収500万円の人は、年収1千万円でなければ資産形成できないと考える。
・年収1千万円の人は、年収500万円の人には資産形成できないと考える。




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