2019年9月17日火曜日

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石油企業の川下・川上で原油価格の連動性が異なる

石油企業の
・川上企業は、油田探査・開発、掘削の提供など、生産に携わる企業。
 代表的な企業は、コノコフィリップス、シュルンベルジェ、Helmerich & Payne。
・川下企業は、原油精製や石油製品販売等を行なう企業。
 フィリップス66。
・川上・川下の両方を持つ総合企業は、オイルメジャーで知られる。
 エクソン・モービル、シェブロン、BP

正確には川中企業も存在し、石油・ガスのパイプライン事業がそれに該当する。

で、今回、石油施設の無人機にょる攻撃でサウジ産油量の約半分が停止したことで、
原油価格が上昇し、それにつられて石油(関連)株は上昇したが、
上昇率は、まちまちだ。

川上:
コノコフィリップス:9.05%上昇
シュルンベルジェ:5.03%上昇
Helmerich & Payne:14.33%上昇

川下:
フィリップス66:1.23%上昇

総合:
エクソン・モービル:1.50%上昇
シェブロン:2.16%上昇
BP:3.91%上昇

今回は、川上企業の株価上昇率が圧倒的に大きい。
とくに、Helmerich & Payne。

上記の企業よりもはるかに上昇している企業もある。
海上掘削企業、株価はどれも1桁台で、値を飛ばしやすかったかも。

トランスオーシャン:13.61%上昇
VALARIS:21.41%上昇
(かつての、エンスコ、エンスコローワン、名前が変わりすぎ)

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