平日のほとんどは勤労のために費やして、
帰宅後、NY市場の株式投資に時間を費やすっていうのは、
普通の人にとっては苦痛かもしれない。
勤労は給与が確実にもらえるが、株式投資は不確実。
へとへとになって疲れて、儲かるか、損するかわからないものに時間割けるかって。
それなら明日の出勤に備えて、就寝するわな。
大事なお金を株式に投資できるかって、な感じ。
今月のノルマ業務達成のために、しなくちゃならないことたくさんあるのに、
ビザ株価の急落の理由に時間なんか割けるか、余計な心配事が増えたじゃないか。
さらに売らなくちゃならないかと、イライラもするし。
だから、株式投資は面倒くせーんだよ。
家族にも内緒の内職なんだぞ。
やばいから、保有株式すべて清算して、仕事に集中だ。
ってならないか。
若くて体力があって、資産形成に並々ならぬ熱意があれば、
米国株投資に目覚めるかもしれないが、一般の人は情熱・体力を勤務先の会社に注ぐ。
昇給・賞与の評価査定を上げるほうが、よっぽど確実に手取りの増加が望める。
だから、上司とは仲良くね。
そう考えると、米株式投資というのは、なんというか、凄く、あてずっぽだけど
・勤務先会社に不安があるとか、処遇に不満があるとか、
・協調性より自分の発想を試してみたいとか
・勤労収入だけだと『強烈に』老後が心配だとか
・雇われの身に不安を感じているとか
が、動機づけになって始めるのかな。これとは反対に、
『職場で周りと一緒に働いているのだから、食うに困る訳ないでしょうし、
みんなと一緒の生活行動であれば、安心でしょう、だから頑張って働きましょう』
という安心感で十分と言う人には、米株投資は向いていないんじゃないか。
『一蓮托生』、良く悪くも一緒の行動は安心感がある。
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