ESG投資は、避けられない基準となりつつある。
どこに投資しているかと問われている、運用機関にとっては。
株式市場における投資テーマ、投資ブームは、
それ自体がマーケティングの販促だったり、
ひとつの祭り(フェスティバル)だったりする。
ESG投資が避けられない運用機関、ファンドであれば、銘柄数は絞り込まれる。
ESG基準に合致してなければ、例え投資利回りが見込めても投資できなくなる。
ESG投資は長期で見れば、非ESG銘柄よりも利益が出ると主張する。
社会が非ESGの企業を淘汰すると信じているから。
しかし、S&P500の500銘柄すべてがESGの基準を満たしている訳ではないので、
投資先銘柄数は限られてくる。
ESGが新たな投資基準と考えれば、それ自体が投資先の企業のPER値を上げる要因となる。
投資先が絞られて、買いが集中するし、ESG基準を満たすことが株価上昇の要因となるかもしれない。
バイオブームが起きれば、バイオ株のPER値が上昇する、
業績が上昇して株価が上昇する訳ではない。業績は後から追いかけてくる。
今のクラウドソリューションブームも似たようなもの。
赤字決算のクラウドソフトプロバイダーの株価上昇が止まらない。
赤字決算だから、PERでは測れない。
売上高上昇が株価上昇につながる。
第2のアマゾン候補銘柄と信じ込んでいる。
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