答えは、S&P500株価指数の上昇目盛をどうみるかで変わる。
株価を対数目盛でみれば、過去には今以上に株価上昇の期間が長かった時期があった。
赤線の80年から2000年の20年間(赤線)は多少の浮き沈み・低迷はあるが、
長期上昇している。
2010年から始まった今まで(ピンク線)の株価上昇は9年間で、
上昇の傾きは赤線と同じぐらい。特段急激でもない。
直近の過去9年間の株価上昇で恐怖に感じるように見えてしまうのは、下記のグラフ。
しかし、このグラフに何も間違いはないからね、本当に急すぎる。
ピンク線に該当するような期間と上昇の急激さは、過去にはない。
上と下のグラフで何が違うのか?
株価が100ドルから200ドルへ上昇するのと、1万ドルが2万ドルへ上昇するのを
①同じように見えるようにしたのが上のグラフ。
②下のグラフは、①より100倍違うように見えるようにしたのが下のグラフ。
100ドルの株を1株買うと100ドル、100株買うと1万ドル。
株価100ドルが200ドルになっても、上昇率は同じ。
両者の利益額が違うのは、買った株数が違うから。
私なら、今より1980年代に米株投資していたらと思うわな。
多分為替で円高になっても、今より十分利益が出ていたと思うけど、
過去の投資しなかった想像上の利益を計算しても、空しいからしないけどね。
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