2019年7月3日水曜日

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億の株式資産を持つとどうなるか_給与以上の変動に耐える日々

資産を築くうえで目安となる資産額は、単位が変わる「億」。
数千万円でもすごいことなのだが、仮に住宅を購入すると、残金はわずかとなるので、
「億」は優越感がある。

株式資産の評価額で、「億」を達成すると、どうなるか?

1億円の1%は、100万円。2%なら200万円。
為替で1円上下すると、約1%弱の変動。

これを踏まえると、貴方の持ち株が全体平均で1%下落し、為替が1円円高になると、
円資産評価で約2%下落することになる。約200万円の下落。

これが3日続けば、約600万円の下落となる。
貴方の年間給与に匹敵する額の下落は、年に数回訪れるかもしれない。
リーマンショック級なら給与10年分かもね。

「お金持ち喧嘩せず」というが、
これは「お金持ち(株式、為替市場と)喧嘩せず」と言ってもいいかな。

資産が増えていくということは、評価資産が下落するイベントに、耐えねばならない。

耐えてきたから、資産が「億」になったのである。
ナイキに投資して、20年も売らなければ、結構な資産になる。

その20年の間に、競合会社アンダーアーマ株の急成長に目が移り、ナイキ株を手放し、
代わりにアンダーアーマ株を買ってしまうリスクを冒さなければだが。

ナイキ株を手放さずに、アンダーアーマー株買っていれば良かっただけ。

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