2019年6月22日土曜日

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昨日アルトリア株下落_前FDA長官であって、現長官ではない点に注意

モルガン・スタンレーのアナリストは、
ニコチン規制がなくても、喫煙者は、2030年までには2018年から1400万人に3400万人から約13.2%、2050年までには1%未満に減少すると予測

ニコチン規制は、当初は従来の「喫煙タバコ(紙巻き)」のことを指す。
電子タバコのようなガジェットに比べれば、喫煙タバコは煙も出すし、吸い殻の後始末
もあるから、もう時代遅れなのかもしれない。

ニコチンなら電子タバコでも補える。
最大手のJUUL。アルトリアが35%資本参加している。
米国では、5%と3%のニコチンバージョン。イスラエルでは1.7%バージョンあり。

FDAも電子タバコにも黙っていない。
当時のブルームバーグの記事がここにある。
販売継続申請の提出期限を10カ月以内との猶予を与えた。

それに対して、FDAの前長官現長官じゃないからね)が
「大手電子タバコJUUL製品の販売許可は難しいだろう」
と発言したために、資本35%出資のアルトリアが昨日急落した。

ニコチン戦争の戦い。
FDAはニコチン依存対策のためにニコチン量規制に取り組んでいる。
それと若年層への販売規制にも。
依存性のある製品は、規制と販売とで対立が起きる。
ならば、JUULが米国でもニコチン量の少ない1~2%程度のニコチンバージョンを
出せばいいのに、と思うが、それだと不味いのか?

でも、いい加減、この電子タバコのスッタモンダは、
煙のようにモクモクする感じではっきりしない。


「製造に1セントしかかからないのに売るときは100倍の1ドル。
 ユーザーは病みつきになり、好みのブランドに対するロイヤリティは驚異的に高い」

この発言をした人は、ウォレン・バフェット氏。
でもタバコ株は持っていない。コーラは飲むけど、タバコは吸わないからか。

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