当時なんで、
あんなに「やきもき」していたんだろう、
と振り返ることがある。
常日頃は、長期的には上昇するから、
と粋がっている反面、
でも、短期的な急落な相場になると、
どうしても相場情報を探索してしまう。
それの唯一の解消策は、
「急落したなら買い増し」することで、
なんとか心を落ち着かせてきた。
ただ、これができるのは、
投資余剰資金があるときに有効で、
資金が尽きると、タダ眺めるしかない。
買い急いだな、
と再度「やきもき」することになる。
30年後の投資は何年後かな、
(30年後の自分は何歳かなの派生)
っていうぐらいの能天気さが
必要になってくるんだが、
なかなか、そこまでの領域に達するのはムズイ。
いまでこそ、資産が億単位になって、
長期投資あれこれ言えるぐらいになったけど、
長期投資している前半戦はもう、
なんで、こんなに苦しいんか?
って時が何回かあったんだよね。
やっと1千万円程度の評価資産額に
なって2割急落したら、相当落ち込むものよ。
今からしたら小さな額になったけど、
当時は大金だから。
この「落ち込み」はねぇ、
理屈じゃないのよ、
長期投資がいくら優れていよう、とね。
いくら、理論や実績を語られても無理。
その時に必要なのは、
投資していることを忘れさせてくれる、
フレーズが必要なんだよ。
「30年後の投資は何年後かな」
30年後の投資は30年後にきまってるだろが、その時の年齢は今の年齢に30歳プラスです。
いや、だから理屈じゃないんだよねぇ。
いや、だから理屈じゃないんだよねぇ。