将来使うかもしれないから、とりあえず買っておこう。
しばらく使わないとわかれば、新古品で売れだろうし。
こう見ると、キャッシュレスのポイント欲しさに、ただ消費してストレス解消しているだけだろう。
これこそマーケティング。
欲しくもない消費者に売らせるには、いかにお得であるかをアピールする必要がある。
現金派は情弱でオワコンで、
キャッシュレス派は賢い消費者像を作り上げる。
確かに、キャッシュレス派のほうが、お得感もあるし、安全度も高い。
現金は紛失すれば、回収はできない。
カード払いなら、不正利用されれば、その不正利用金額分は保証される。
しかし、キャッシュレス決済のポイントに目がくらみ、
ポイントマニアになれば、ポイント利用に費やす時間はさらに増える。
溜まったポイントで、今度は何を買う?
『買うからポイントがたまる→ポイントが貯まるから買う→またポイントが貯まる』、
ポイントが少しでも貯まると、もったいないから追い銭して、何かを買う。
スマホの中には各種ポイントアプリが増え、財布のなかはポイントカードだらけ。
還元率やポイントに費やす時間があるなら、俺は株式投資に時間を費やす。
結局のところ、キャッシュレス決済の普及で、誰が一番得するのか、に関心がある。
期限切れの未使用ポイント破棄は、企業にとっては利益に結び付く。
「おまけ」って、本当はおまけじゃないんだよな。