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2023年5月25日木曜日

記事

NVIDIAはかつてのシスコ・システムズを彷彿させるねぇ。半導体業界は厳しいよ。

インターネット・バブルで一番もてはやされた
ハイテク銘柄と言えば、俺的にはシスコ・システムズ。

当時は、シスコ・システムズがGEを抜いて、
時価総額一位になるんではとの市場予想も
あったぐらい、加熱していた。
まぁね、確かに、今となっては、
落ちぶれてしまったGEの時価総額を抜いたんだが、
世界一にはなれんかった。

インターネット創世記のころは、ルーターと言えばシスコ。
ただ、インターネットが普及するにつれ、競合会社も出現し、
さらに、ネット機器市場が飽和し始めたことや、
有線から無線の3Gへとネット業界が軸足を移し始めたため、
徐々にシスコの優位性が削がれてきた

NVIDIAの決算で、株価は時間外で25%以上の急騰。
だけど、いずれ、GPUがCPUと同様にコモディティ化(汎用化)
するのは時間の問題。

シスコもNVIDIAもハードウェアを売ってなんぼの会社。
結局、製造業なんだよね。
売れるときは製造するそばから売れるけど、
売れん時は売れくなくなる。
CPUもメモリも、同じことを何度も繰り返している。

今はAIへの先行投資・研究開発投資の意味合いが強いため、
コストの生産性があまり考慮されずに、
AIバブルの様相を呈しているが、
いずれ、AIサービスで利益を出すフェーズでは、
半導体はコスト競争に巻き込まれる、のが俺の予想。

GAFAMの強みは、AIサービスを提供する側にいること。
一度、サービスを構築したら、サブスクで儲ける。
NDIVIAは、AIサービスの半導体を提供する会社。
モノ(設計)を売り続けられないと、生き残れない。

うーん、でも、NVIDIA株の急騰を見たら、
飛びつきたくなるよね。
それがバブルなんだ。いつ弾けるかは知らん。
弾けても、儲かるなら、と思うでしょう?

次の時価総額一兆ドルはビザかと思っていたけど、NDIVIAになりそうだ。
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2021年7月8日木曜日

記事

半導体サイクルって聞かなくなったけど、いつか復活すんだろうな。

半導体サイクルなんて言葉、聞かなくなったけど、
個人的には無くなった訳じゃない、と思っている。

半導体も原油も、商品に変りはないし、
供給過多、供給不足のサイクルは生じるだろうな。
それで価格が変動するんだから。

パソコンBTOショップに行けば、
メモリやCPUの小売り価格が日々変動しているんだから、
コモディティ扱い。

つい昨年には、原油先物価格はマイナスで今じゃ70ドル台。
需要と供給のバランスが取れないと、まさに天国と地獄。

昨年なんか、
「タンカーで積んできた原油、お金出すから引き取ってください」
だもんね。陸地に原油を置く場所がないんだから、そうなってしまう。
タンカーそのものが貯蔵の役割を果たすようになってさ。

それとは逆の現象が起きている。半導体ね。

自動車も半導体不足で供給が滞っているみたいだけど。
今じゃ、どこかしも、大目に半導体の注文出していることは察しが付く。
注文数の半分でも取れればラッキーぐらいにしか考えていないから。

だから、実需(実際の需要)に対してどれだけ供給が足りないかは
正確には分からないんだよね。
実需の2倍以上注文出してる、って想像したら、その反動も怖い。

そのうち、景気が落ち着いてくると、
市中の半導体が徐々に余剰し始め、
それがニュースになった頃には「もう遅い」となるんだよな。
個人投資家にとっては。

原油と違い、半導体なら廃棄処分されて終わりだろうな。

昨年のガソリン価格、思った以上に下落しなかった、まぁほとんど税金だし。
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