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2023年4月23日日曜日

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不動産に分散しようかと思ったが、維持と税金がかかるんで、「ほったらかし」できない。

株式投資が俺に合っているのは、
維持にコスト、税金がかからないこと。
だから、放置とか、ほったらかし投資ができる。

不動産を所有すると、例え現金一括で支払っても、
毎年、固定資産税がかかるし、
建物があれば、朽ちてゆくだけだから。
それに、売買するとなると、この不動産業界、
手数料が固定化しており、手数料競争がないんだよね。

色々と、不動産業界のこと調べてみたけど、
庶民にはリスクデカいし、良い物件なら
不動産会社が直接所有するだろうし、
まぁ、カモにされるリスクも十分ある。

それと、株式投資は、出来高が少なく売れなくても、
倒産しても、投資資金以上の負担は生じない。

これが、売れない不動産持つと、
面倒この上ないことになる。
処分できずに草ぼうぼうで建物の修繕も、
そして、税金は毎年掛かるし。

ネット証券と違い、売買の取引においては、
色々と面倒事(登記とか)がたくさんある。
だから、住むとこ以外は不動産に手を出さない、
ことに決めた。

株式以外の分散目的で不動産と思ったけど、
分散にならず、逆に破綻することにもなりかねない。
と悟った。

まぁ、Jリートなら、と思うけど、
米国企業好きなんで、結局米国株に投資してしまう。

仲介手数料の上限額でそのまま請求される、のが通例。競争原理が働いていない気がする。
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2023年1月18日水曜日

記事

ニセコスキーリゾートを見るとねぇ、もうそこは日本じゃないでしょう。何しに日本へ?

一時期、ニセコ界隈の不動産投資を検討したことがある。
もう15年前ぐらいに。不動産価格上昇率一位に惹かれて。

ニセコと言えば、
オーストラリア人がスキーに来るところで有名になって、
多くの海外資本がニセコの不動産やホテル建設に集まった。
今では、香港とか中華系の資本も。

白馬とか富良野、近隣のルスツあたりも
似たり寄ったり。
しかし、筆頭に上がるのはニセコだろう。

正直、ニセコを訪れた人はわかるだろうが、
比較的日本人は圧倒的に少ない。
ホテルも、ロッジも海外向け。
リフト・パス料金も日本では相対的に高い。

日本のスキー場ではないな。
通りの看板は英語だらけだし、
店舗も外国人の店員多いし。
料理店は馬鹿高いうえに予約しないと
入れないところが多い。
雪質が良くスキー場が広くても、
あんなに人が来たら、
ゴンドラ30分待ちは、当たり前。
新雪、パウダー滑るのは余程の幸運がないと無理。
新雪めがけて、早朝の血走った人たちの形相と言ったら...

ランチの座席とるのも一苦労。
ゲレンデ・ランチ2,000円以上は覚悟しなきゃいけない。
スキーショップも海外資本の店が多いし、
近隣の不動産屋も海外資本ばかり。

コロナ禍で帰国した海外従業員はいまだ戻って来ず。
そのため、英語を話せる人のパート時給は4,000円に
達する、と地元が言っていた。

冬の初めになると高級ホテルで医療コンファレンスを開催して、
海外客を呼び寄せるのも、恒例のビジネス。
まだ2月のピークを迎えない1月の空室穴埋めをするために、
スキーリゾート地で、医療会議を聞いて、
空いた時間にスキーを楽しみましょう。とか。
上手いことやるね、ホテルも。これも海外資本だけど。
コンファレンスねぇ、わざわざリゾート地ですること?

完璧に日本人を相手にしないリゾート観光地となった、
と俺は個人的に思った。
ってか、わざわざ混んでいるところに
高い金払っていく必要ないし。

逆に、嫌がる海外旅行客も出てきた。
豪国にもスキー場(ピークでも春スキーな感じ)はあって、
訪れたことがあり、そこで現地客の話を聞くと、
せっかくはるばる日本にスキーをしに来たのに、
ニセコは同じ豪人か中国人ばかり。
もう2度と行かない、と。
まだ、白馬のほうがまし、とさえ言っていた。

逆に言えば、同国の人がたくさんいることで、
安心出来る面はあるんだろう。

ただ、それが海外旅行と言えるのかどうかは、
大いに疑問があるんだが。

競合するカナダのウィスラーとかのほうが、
もっと異国を楽しめるんじゃないの?
と思ったりする。

ニセコの不動産価格(ロッジとかホテルルーム)は、
15年前から見ても、いまだに下落していない。
コロナ禍でさえ、不動産価格変らずの物件も多いし、
値上がりしている物件さえある。

ただし、以前と違うのは売却物件数は遥かに多くなった事。
コロナ禍で旅行客が来ずに過去2年収益が上がらないので、
価格が高いうちに売却したい人が出てきたのだろう。
それでも、ニセコ界隈のホテル建設が止まることはない。
引くに引けない状況になっているようにも見える。

あぁ、これが資本主義ってやつね、
建てれば建てるほど人がやって来る。
スキー場が混雑しても、お構いなしに。
海外から見れば、ここに来たことが
ステータスだったりもするんだろうな。

スノーキャット乗車の利用料金が10万円から、とか
スキーガイド料金3時間最低3万円とか、
あきらかにリゾート価格。
他の裕福層と見栄を張る気はさらさらないし。
俺は利用しない。
過去は1回2千円程度で利用できたんだけどね。

それなら、地元の人と仲良くして奢って、
近郊のローカルスキー場を満喫したほうが
遥かに有意義、と思う人間なんで。
ただ、そのローカルスキー場も海外資本に買収される始末。

むかし、ニセコ周辺の土地は「原野商法」と言われて、
現地を見ないで買った人が多くいて、
処分に困っているらしい、とも聞く。
相続した人が、現地を見て、呆然とするらしい。
思っていたスキーリゾート地とは、
違う場所にあるんでね。
まず、土地に行くための道がないんだな。

冒頭に戻ると。
まぁ、15年前に宿泊ロッジの一つでも買っていたら、
儲かっていただろうけど、後悔はしていない。
華やかさの陰で、近隣ロッジ同士の除雪のいさかいも、
あると聞くし、運営するのも一仕事。

不動産投資は、正直難しいし、
保有しているだけで税金かかるし、
手数料は固定率の商慣習が続いている。

ニセコ界隈も3月下旬になると、
旅行客は一斉に引き上げて
一気にゴーストタウン化する。
夏の通りは、ほとんど人は歩いていない。
良くて、修学旅行の団体客がいる程度。
それらの光景を見ると、
個人でのリゾート不動産投資は怖いな、
と思った。
儲かるから、今だにバブルは続いているんだろうけど。

メイン通りにあるセイコーマートは絶好な場所。あそこのオーナーになりたいね。
はぁ?不動産投資しないって言ったばかりじゃねーか。
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