2025年11月15日土曜日

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労働所得にマイナスは無いが、金融所得にはあるんだな。

金融所得課税強化が注目されるのは、
逆に言えば、
それだけ株式市場が活況なんだよね。
金融所得から課税できるのも、
投資益や配当が出ているからこそ。

活況なうちに、課税強化しておかないと、
時期を逃す、ことも考えられる。

これが投資損、減配、無配になったら、
金融所得課税強化しても、取りこぼす。
ゼロ、マイナスからは課税されんし。

金融所得が公平さに欠けるのは、
累進課税されない抜け道があるから。

ただ、労働所得と金融所得が同じ所得か、
と言われると、リスクを背負っているのは、
原則、金融所得のほうと思っている。

労働所得は搾取されている、
とか言われているけど、
働いて一銭ももらえない、
と言うリスクは相当低い。
これが株式投資なら、
損することは結構あるんで、
リスクは高め。

それゆえに、金融所得課税強化しても、
税収額は株式市場の相場リスクを
背負うことになるんじゃないかな。

かつて、日本の株式相場が低迷し続けて、
これはあかんわ、ということで、
一時的に配当課税を20%から10%に
減税(課税緩和)した時期があったんだが、
今度は相場が好調だから、課税強化でしょう。

結局、相場に振り回されることになる、
だけな気がするねぇ。

いきなり10%の上乗せ課税強化は辞めて欲しい、とは思う。
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