ビザ、マスター株価最高値更新。

意外とクローズアップされない、この両銘柄。
両銘柄ともに配当利回りは1％未満で、
その半分程度の0.5－6％。

これじゃぁ、配当生活には向かないな、
と思うかもしれんが、
増配率がほぼ2桁成長なんで、
意外と良いのよ、この両銘柄。

不景気に弱いデメリットはあるけど、
増配がそれで阻害されることは今のところないし、
余裕の配当性向。
無配とか減配リスクは凄く小さいと思っている。

ビザの時価総額は約0.7兆ドル。
ビザとマスターを合わせれば、
合計時価総額は1兆ドルを超えている。

GAFAM銘柄が冴えない中、
ビザ、マスターの株価が最高値更新しているんで、
本当は景気良いんじゃないの？
って勘繰ってしまうんだが、
PERを見ると、
ビザとマスターのそれが30～40（Yahoo!Finance調べ）。
GAFAM以上に買われているだけなんだな、と。

素人の勘繰りで、
関税問題からは距離を置いている
カード決済事業ってことで、
買われているだけかもしれん。

まぁ、それでも、
このカード決済事業デュオポリの牙城を
崩せる競合企業が出現しないことには、
事業自体は安泰だよな。

唯一不安要素があるとすれば、
カード決済セキュリティが大きく毀損するような
事件が生じたとき。

そんな心配をする時間があるなら、
投資しておいた方が良いんじゃないか、
ぐらいの安直な素人考えのほうが
長期投資に向いていることは確かだよね。

俺にとっての悪夢はビザ、マスターがMBOされること。それじゃぁ、ガチホできんし。