2025年4月20日日曜日

記事

個別銘柄長期投資すると、保有銘柄の属性は変化してゆくもの。

GAFAMが上場したときは、
グロース銘柄として見られていた(はず)。
そして、事業成長に資金が必要なんで、
稼いだお金は事業投資に回してゆくから、
当初は無配株。

それが今では、バリュー株のような側面をちらほら。
アマゾン以外は配当銘柄になっているし、
そしてアルファベットを除き増配しているし。

少なくともディフェンシブ銘柄でないとは思うんだが、
グロースともバリューとも一概に言えなくもない。

ハイテク銘柄の側面もあるし、
生活必需品銘柄(スマホ)の側面もあるし、
小売り(アマゾン)銘柄の側面もある。

長期保有ガチホしていると、
巷に出回るグロース、バリュー、ディフェンシブとかの
属性って、結構いい加減なもので、
俺からしたらそんな属性で、
あーだこーだの投資理論はどうでもいいや、
そんなもん、って思っている。

そう考えると、もっと大きな括りの先進国、新興国と
投資対象を分けたところで、長期投資している間に、
先進国だった国が新興国に格下げもありうるんだし、
逆もしかり。

長期投資していると、ある投資対象を一つの属性で、
長期間扱うことに、大した意味が無いよう、
に思えてくる時がある。

その代表的な銘柄が過去のフィリップ・モリス。

20年前以上に投資していたら、
今の保有銘柄は
アルトリア、
フィリップ・モリス・インターナショナル、
クラフト・ハインツ、
モンデリーズの4銘柄。

タバコ銘柄以外の食料品銘柄も保有していることになる。
もともと買収したナビスコ事業をスプリットしただけなんだけどね。
タバコ銘柄に投資したつもりが、食品銘柄も保有に。

20年前にフィリップ・モリスに投資していたら、今幾ら?
と言っても、きちんと4銘柄のことを考慮して、
計算してくれる投資記事に出会ったことが無い。

個別銘柄長期投資しているとね、
保有銘柄の属性が知らぬうちに変貌してゆくのを実感する。
指数ETF投資にはないのよ、これがさぁ。投資信託だからね。

それがどうした?と言われそうだが、
投資理論では語られない(おいしい)部分があるのよ。
個別銘柄長期投資ガチホには。
損している部分もあるけど。

一企業が永久に成長し続けることはないと思うが、企業は分裂しまくるんでね。
分裂した先の企業が成長するんよ。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

0 件のコメント: