複利○○%で検証すると○○年後には○○円に、
これは俺もかつては良く検証していた。
説明しやすいし、わかりやすし、インパクトあるからね。
ただ一点、大きな前提条件が存在する。
○○年後と言うことは、
○○年もの間、
あなたはその利益を手にすることはできない、
ずーーっと含み益のままである点。
含み益が投資元本に加算されて、
次の含み益の増え方が加速してゆくのが複利効果。
増え方の加速こそが、複利効果なん。
途中一度でも利確すれば、複利効果はそこで途切れる。
課税された分だけマイナス・スタートになるし、
加速も途切れる。
これ意外と見落とす点。
長期投資ガチホの欠点は、
投資の前半戦は何も手にできないことなんだよ。
資産増の加速をつけるために、
追加投資して「含み益」を増やすことだけに専念するから。
悪い言い方だけど、
「老後の心配をしての投資で今を我慢すると、
もうすでに老後生活」
と言われているが、それに近いかも。
そう言われても、
若い時の経済的不自由さと
老後の経済的不自由さ、
どっちがつらい?
人生観だから答えはないけど、
少なくとも、
老後の経済的不自由さは味わいたくないな。
FIREは「早期退職して経済的自由」ってことでしょう。
若い時にはなるべく早くに投資始めて、
若いうちに経済的自由を手に入れる、
それが一番の解答のような気がする。
俺が株式投資でやや後悔しているのは、
始める時期が遅かったことかな。
まぁ、欲を言えばキリが無いから、
今の投資でも十分満足しているが。
30年以上投資回収できないのは、結構酷な話。
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