ドットコム・バブルの引き金は、
新規ドットコム企業が溢れ出て、
彼らに設備投資した融資が回収できなくなった、
ことからと記憶がある。
リーマン・ショックのときは、
住宅ローンの焦げ付き。
今は、AIバブル真っ最中で、
こぞってAI半導体を買い漁って、
AIクラウドを構築するのに、
設備投資しまくっている。
まぁ、GAFAMぐらいの大金持ちなら問題ないが、
新興AIベンチャー企業は借金して、
それらに設備投資しているわけで、
事業が上手くいかなければ、焦げ付く。
今は、AIと言えば、
容易に投資資金を調達できそうな感じ。
ドットコムの名前さえ付けておけば、
融資が容易だった、
2000年前に似ているような気がしないでもない。
経済政策的には、利下げの話題ばかり。
昨年は銀行破綻の話題で持ちきりだったのにね。
今の米国の住宅ローンの貸し倒れや不動産状況について、
情報提供してくれる他の投資ブログを見たことがない。
結局のところ、バブルっていうのは、
良い兆候に敏感になって、
悪い兆候には鈍感になってくる。
バブルが破綻するのは、融資が焦げ付くから。
信用創造の縮小みたいなもので。
AIの信用性が損なわれたとかではなくて、
AIに対する投資がデカすぎて、
ある日、回収できないことが判明するとバブルが弾ける。
ドット・コム・バブルもインターネットが終わった訳ではなくて、
期待が大きすぎたので、我先に融資回収に動き始めた産物。
技術的に何ら問題なかったわけでねぇ。
そうやって今のようなネット生活が楽しめているんだし。
昨年はさぁ、シリコンバレー銀行破綻で肝を冷やしていたのに、
もう忘れている。ドイツ銀行まで飛び火したのにねぇ。
資産半値までの暴落はいつでも覚悟している。
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