2023年5月13日土曜日

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キャンプ用具で有名なコールマンの親会社の配当利回りの凄いこと。アルトリア越え。

キャンプ用具のコールマンとか、
ベビーカー、チャイルドシートのアプリカなど
のブランドを保有するNewell Brands Incは、
まさかの配当利回り9.67%。
それでいて、株価は1桁台。
決算の利益で配当は賄われておらず、
キャッシュフロー頼みの状態。
2017年以来、増配はしていないし、
新CEOが予定されていることもあり、
配当政策が一新される可能性は十分ある。

つぎに、ブログで度々、上げてきたThe North Face、Dickiesなどの
ブランドを有するVFC Corpの配当利回りは、
減配したばかりなのに5.58%。まだ、高い利回りを誇っている。
外出れば、The North Faceを見ない日は無いほど、
誰かが着用している。

日本では馴染みの薄い配当貴族銘柄Leggett & Plattは、
増配したばかりで、配当利回り5.73%。
ベッドとか、自動車部品の製造設計企業みたい。
HPにはトヨタ、ホンダが顧客になっている。

DIYの工具ブランドとして、日本でも聞かれるBlack & Decker
のStanley Black & Deckerの配当利回りは3.92%。
配当貴族銘柄からしたら、配当利回りは高め。

NY株式相場全体では、
S&P500指数が4,000ドル台を回復しており、
回復傾向に見られるのだが、
日本でも良く知られている一般消費ブランドの銘柄に
勢いが感じられない。
少なくとも俺が知っている銘柄については。

冒頭で上げた銘柄は、どれも減配、無配リスクをはらんでいるし、
配当貴族銘柄と言えども減配は現実に起きたし、VFCがそれ。
米国のインフレを実感させる。
ブランドをもってしても、インフレは厄介なんだろうな。

ただ、これらの銘柄を見過ごすのに無視できない自分がいる。
ここに株式投資の葛藤が生まれる。
いつまでたっても成長しない自分がいる。

J&JやP&Gで我慢しておけば良いものを、
それよりも配当利回りが良い(叩き売られている)銘柄に
惹かれてしまう。
減配、無配になったら、配当目的で買った意味ないし。
ブランドは生き残っても、企業が生き残るとは限らないし。

例えば、Tシャツで有名なHanesのHanesbrands Incは
無配になって、株価は4ドル台。株式併合するレベルの株価。
かつてはSara Leeという企業名だったんだが、
名前を変更してもダメポ。
ちなみにアパレルChampionsのブランドも有しているはず。

でも、でも、でも、結局、目移りしちゃうんだよな、株式投資は。

配当利回り9%って、アルトリア以上じゃん。
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