2022年12月7日水曜日

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1千万円に到達するのが一番つらかったかも。資産額が増えるまでは我慢だったな。

株式投資を始めても、
始めなくても、
資産百万円程度なら、
なんとか貯められる。

ただ、それを1千万円にするのが、
凄くつらかった覚えがある。
一回の新規投資額なんか、
頑張っても五~十万円程度。
自動車やパソコン購入するのを
見送ったりして、とにかく、
株式にお金をつぎこんだりはしたが、
そう簡単に資産増える訳ない。

本当に1千万円になるかと、
自分でも疑心暗鬼な気持ちで
やっていた記憶がある。
いまは、まだ働いているから
何とかなる位の気持ちで株式投資していた。

いずれ、中年迎えて老後になったときに、
若い時のようなお金で困るような生活は
絶対になりたくない、と思ったもの。

加えて、勤め先だけ1社に依存するのも嫌だった。
だからか、複数の企業に投資したかったし、
国内はもとより世界的な企業の米国株投資に目が向いた。

それで、兎にも角にも、
とりあえず1千万円程度ないと、
複利効果も現実的でないだろうと、
目標額に設定していた。

リーマン・ショックとかで、
行ったり来たりを繰り返したが、
2千万円程度の評価額に達したときに、
もう、これで1千万円より
下がることはないだろうと思えた。

それでも、習慣的なもので追加投資は
継続していた。
2千万円程度でも、複利で増えるという
感触がなかったから。

配当額が顕著な額に見えてきたのは、
5千万円程度ぐらいから。
1%の配当利回りで、手取り40万円弱。
それでも、なんとなく現実は厳しいと感じた。

1億円でも利回り1%なら、
手取り100万円いかないじゃん。
リタイアできない。「まじ」ですか?

日本の勤め人の生涯収入1~2億円と言われているのに、
資産一億円あっても、配当生活拝めないじゃん。

高配当銘柄にシフトできれば、できるけど。
リスク多き過ぎるし、俺好みじゃない。
資産取り崩し案もあるけど、
そんなことしたくない。
増えるスピードより、
減るスピードのほうが絶対早いからな。

そして、億り人になって、感じたことは、
もう新たに資金投資しなくても、
配当で再投資回していけば、
資産増えていくんじゃねーかと、
思ったこと。

これ、資産が百万円とか1千万円なら、
増える額が小さすぎて、わからないんだが、
さすがに億単位の保有株式になると、
資産の増減額が半端ない。
一日で百万円単位の増減が当たり前になる。

30年近く株式を保有して、わかったことは、
とりあえず、投資資金(保有資産額)を増やさなきゃ、
複利も再投資も額が小さすぎて、
恩恵を被ることができないって、ことだな。

それを理解するのに30年かかったわけだが、
それで良かったかも、と思っている。

10年で1億円になったら、
いつでも株式投資で儲けられるから、
株式投資ちょろい、
って絶対に勘違いするだろうな、俺は。

偶然にも「ゆっくり、となりの億万長者」になれたのは幸運だったなぁ。
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