数%の利回りの配当なんか、株価下落で、
あっという間に泡となるから。
インカムよりキャピタル・ゲインって
言う人多いよね。
反対に、インカム重視は、
配当で生活を夢みる人かね。
長期投資で考えると、
キャピタルゲインは含み益として温存される。
同じく、キャピタルロスも忘れずに温存される。
長期投資している間は含み益なんで、
キャピタルゲインで食っていけない現実がある。
そうなると、長期投資している間は
「働く」ことになる。
それも「r>g」のrを享受している間、
効率の悪いgに甘んじる訳だ。つらい。
つらいんだけど、そこには配当がある。
無配銘柄でなければ。
配当を含み益にしておくことは出来ない。
強制的に支払われるもの、株主であれば。
長期投資している間の
「唯一」のオアシスなんだな、これが。
「コップから滴り落ちる雫で喉の渇きを癒す」、
んで、金持ちになれるんだと。
マルサの日本映画で語られたセリフ
(正確なセリフは知らない)。
一般の人は、コップの一杯の水を
全て飲みほしてしまう。
配当もキャピタルゲインも全て。
1億円の資産で利回り2%なら、
手取りは年間150万円ほど。
1億円資産の含み益が2千万円なら、
元手8千万円で
含み益2千万円の
年間配当150万円。
2千万円の含み益を利確し、
手取り1,600万円を手にし、
今後の年間配当150万円を捨てる?
言いかえれば、10年間越え相当の
配当額を今手にすべきなの?
それとも、さらなる含み益拡大を夢みつつ、
増配期待を込めて、しばらく配当で甘んじるか。
言っておくけど、
含み益が萎み、配当も萎むこともあるから。
要約すると、資産が増えると
配当額も馬鹿にできなくなるんだよね。
たかだか数%の配当利回りと、言っても、
それが百万円までいくと、あれっ!
て思わない?
500万円資産の年間配当約7万円程度なら、
何が何でもキャピタルゲインって思う。
まぁそれでも7万円だから、大金ではある。
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