2021年11月15日月曜日

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一定の増配率を維持している銘柄は、配当の複利効果が得られている

大手企業の平均昇給率は約2%ほど。
若いうちは2%を超える昇給だろうけど、
中年に差し掛かると2%を下回るどころか、
減給もあり得るので、
平均で2%に落ち着くんだろうと、思う。
平均値の2%は個の社員においては、
あまり意味をなさない数値。
人事考課ひとつで決まるんだから、上司ガチャ。
平均値を争っているのは、
労働組合と経営者で勝手にやってれば、
とさえ思う。

話は変わり、配当の話。
俺の私見だが、
毎年5%程度着実に増配してくれる銘柄が好み。

10%の増配だったり、2%の増配と
ブレが大きい銘柄は好まない。
業績に左右される裏返しでもある。
いざとなれば、減配もあり得るから。

「増配率を維持する」って、
実はすごいことをやり遂げている。

1ドルの配当を毎年10%増配する。
これ複利の話そのもの。
72の法則が適用できる。
毎年増配率10%だと、
増配する額は毎年増額しっぱなし。
(配当元本が膨らんでいるんだから。)

最初の1年目の増配額0.100ドル
2年目の増配額0.110ドル
3年目の増配額0.121ドル
4年目の増配額0.1331ドル

実際に手に取る額は増えている。
だから、この銘柄、増配率の上昇がみられない、
とカン違いして見限らないこと。

30年も増配するような銘柄なら、
結構な額になっている。
加えて、配当再投資すれば、
どんだけ投資増やせば、
いいんだよと、贅沢な悩みにもなるから。
そこまでたどり着くのが大変だけどな。

始めは小さな配当も複利で増えるのなら、再考する価値はある。
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