2021年8月28日土曜日

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「宝くじで高額当選、どうする」と聞かれて、その人の資産感覚がわかる。

世間では、
株式投資の話をするのはご法度だけど、
宝くじの夢話をするのはよくある話。

「宝くじで1億円で当選したら、会社辞める?」
と聞かれて、その人の資産に対する感覚というものが掴める。
3つのパターンを紹介。

回答その1
「1億円あったら、年間生活費300万円想定で約33年もつ
 今50歳で会社辞めて、83歳まで生活できるなぁ~」

多分、この人は83歳以前に資産を食いつぶす。
1億円を取り崩す発想しかない。
つまり、稼ぐには働くことしかない、と思っている。
金あれば消費することしか考えない。
節約するか、浪費するかのどちらか。

私の周りでは、この手の回答が一番多かった。
「お金がお金を生む、そんな馬鹿な」って思う人達。

回答その2
「定年まで1億円の債権利子ってどのぐらいだろう。
 仮に0.5%だと、年間50万円か、意外と少ない。
 会社辞められないじゃん」

今の日本だと1億円の現金があっても、
リスクをとらないと大した利子もつかない。
働く方が稼げると思うから、
1億円の使い道に戸惑ってしまう。

回答その3
「1億円を株式投資で2億円にすれば、会社辞められるな。
 それができたら、会社辞めてもいいな、
 たとえ10年かかっても定年前になるし、
 2億円あれば、配当でも含み益でも、
 なんとでも生活できるしょ」

1億円の資産をテコに、資産を増やす可能性に賭ける。
1億円の資産をどのように有効活用すれば、
増やせるかに焦点を当てている。
この回答をした人は、まだいない。
俺が期待している回答なんだが。

大きな金額を前に思考停止になってしまうんだろうな。
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