2021年5月28日金曜日

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日本の就職ランキングを見れば、成長よりも安定を求める考え方なんだよね。

なんで、日本の就職ランキングに売上成長に勢いのある
モノタロウ、日本電産、リクルート、ソフトバンクが
ランキングしないのか不思議。
加えて、GAFAMなんて、入っていないし。

商社、財閥系、半公営の大企業が好きだよね。

若手社員はお荷物の中年社員を敵視するけど、
そもそも、その手の中年社員がいる大手企業に争って就職しようとしている。
若手社員も中年社員も、考えていることは似たり寄ったり。

大手だから、安心、安泰。
大手だから安心して働ける。
って思っている節がある。
お互いにさ。

そんなのが強者ぞろいの曲者もいる、GAFAMに勝てるわけないわな。

リクルートなんて、定年まで居られない社風。
将来、転職、独立するために入社する企業だからね。

大手の外資系コンサルタントもそうだよ。
入社面接で、いつまで会社に居たいか問われるんだから。
定年まで、なんかの発想のかけらもない。
早く独立して成長して欲しいと願うわけ。
そして、○○出身のコンサルタント元社員は優秀だよね、
としたいんだな。それで会社も有名になって、仕事が舞い込む。
逆に言うと、離職率が高い企業ほど優秀だったりする。

株式投資をしていると、
就職に人気のある会社と投資に人気のある会社って、
合致しないんだよなぁって思う。

99人の協調性のために1人の発想が潰される。
青色LEDの製造に成功しても、会社追い出されるし。
誰もがやらないことに成功するって、我が強くないと無理じゃない。
もう、改善だけで業績が向上する時代じゃないんだよね。

ツイッター、ラインが流行るなんて誰もが予想しなかったと思うけど、
市場に出すだけのリスクを背負った経営者がいてこそ。
サラリーマン経営者じゃ無理だろう、創業者じゃなきゃ。

NVDIAのCEOが現場のエンジニアから、
機械学習に我が社のチップが使われていると聞いて、
機械学習(AI)に舵を切ったのは有名な話。

これらの逸話、かつては日本企業にもあったんだけどねぇ。
聞かなくなったし、聞こえるのは効率ばかり。

技術者に根回しなんて言う発想はないんだよね、そんな暇よりモノ作りに長けているんだから。
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