2020年8月30日日曜日

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米国株価を円建てで見る習慣、身に着けている?

米国銘柄(ETF含む)を投資している人は、毎日の株価はドル建てで見ているはず。
円建てで見る人は、売買の時ぐらい。

その位、為替リスクを意識していない。

米国在住の人が日本株に投資しようと思ったら、ドル建てで考えるだろう。
米国上場の日本株ADRはドル建てで表示されるので、
わざわざ東京市場で買おうとは思わないからもしれない。

1ドル107円で株価130ドルなら、円建ての株価は13,910円。
1ドル105円で株価132ドルなら、円建ての株価は13,860円(50円下落)。

株価が2ドル上昇しても、円高2円/ドルで円資産としてみれば「損」している。
おそらく、そこまで考慮して見ていないだろう。
2ドルの株価上昇で、まぁまぁと勘違いしていることもある。

日本の膨大な借金が~とか、
日本国債はほぼ日本国内で保有されているので~、
とか言われているが、正直、為替動向なんかわからない。

長期円安に向かうのか、円高に向かうのか、わからない。

頭をかすめるのは、超円高で1ドル50円になる恐怖。
これだと、ドル資産が2倍に増えても嬉しくない。
唯一の対抗策は、ドル資産で暮らせる方法を探すしかないんだろうな。
ハワイとかね。

それと、為替は政治取引の強い金融商品。
そのリスクを承知の上で、日本からの米国株取引をしている。
円高2円で簡単に今年の増配5%なんか消し飛ぶんだからさ。

米国株投資の長期投資で、一番考慮されていないのは為替だと思っている。
米国株投資の長期投資を語るときは無意識に米ドル建て前提で話をしている。

誰も、米国株投資の長期投資で円建てで右肩上がりとは言っていない。
これは重要な点だよ。

消去法でいっても、投資先は米国株しかないんだろうな。
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