2019年7月12日金曜日

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S&P500のETF投資実績は30年にも満たない。

S&P500の代表的なETFのSPYが上場したのは、1993年からで26年目。
VOOは、2010年からで9年目。
IVVは、2000年からで19年目。

SPYの投資利回り実績は、ステート・ストリートの運用サイトで設定来9.51%。
VOOは、バンガードの運用サイトで設定来14.11%。
IVVは、iSharesの運用サイトで設定来5.74%。

上記の数字から、S&P500の投資利回りをまとめると、
26年目で9.51%、19年目で5.74%、9年目で14.11%。
運用年数とS&P500の投資開始時期が違うだけで、これだけの投資利回りの差が出る。
とくにVOOは2010年からの開始で、S&P500の暴落を経験していないから、
利回りは飛びぬけていいが、データが9年なので、運の要素が大きい。

S&P500の計算もとになる1930年は、ETFなんてものはない。
でもなぜか、S&P500の投資利回りを語る際には、1930年からの平均投資利回りで語る。
ETFも投資信託もないから、500銘柄のポートフォリオを作れた人だけの
論理上の投資利回り、を忘れている。

株価指数ETFにみんなが群がるリスクを考えたことがある?
指数偏重の株価(調整)変動リスクが起きる可能性はあるかもね。

IPOしたって、株価指数ETFに資金だけが集まるから、S&P500に採用さない限り、
IPOした株価はいつまでたっても上昇しなくなるんだ。
S&P500に採用されなければ、株式扱いされない世界。
株価指数の運用をしている会社が、その企業の株価を決めてしまうような逆転現象
が起きないかと思う。

やばい、妄想しすぎだな。
ダウ平均、S&P500、ナスダックが最高値ばかり目指すから、きっとうなされてるんだ。

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