クレジットカードを持っていれば、
リボリング払い変更のお誘い手紙やメールを目にしたことはあるだろう。
ほぼ確実に。
住宅ローン同様に、元本が中々減らない。商売からみればおいしい。
だから、カード発行会社はリボリング払いを勧める。
ビザ・マスタのビジネスが成り立っているのは、カード発行会社のお陰でもある。
カード発行会社が、ビザまたマスタの刻印のクレジットカードをたくさん発行して、
たくさん決済してくれば、それだけ、ビザ・マスタに手数料が転がり込む。
ビザ・マスタにとって決済回数と決済金額は生命線。
でも、ちょと待てよ。
いずれ、リボリング払いの債務不履者が増えて、社会問題化すれば、
ビザ・マスタの成長がいずれ止まりやしないか?
と不安がよぎった。
リボリング払いは、支払金額を一定にして、
限度額までは決済できるようにするのだから、
通常の1回払い、数回払いに比べて、
カード決済回数・決済金額が大きく膨らむ傾向にあるような気がする。
もし、その傾向があるなら、ビザ・マスタもその恩恵を得ているはず。
リボリング払いによって、
債務不能になれば、カード発行会社がその損を生じるので、
直接には、ビザ・マスタに影響はない。
だが、カード利用者の数は減るし、
リボリング払いは、カード決済機会の先食いを起こしていた可能性もある。
仮に、リボリング払いの金融規制が入れば、決済回数・金額の上昇が止まりやしないか、
と思い始めた。
ビザ・マスタへの投資リスクは、決済システムの独占リスクに加え、
リボリング払いの金融規制リスクも考慮する必要があると、考え過ぎか?
カード発行会社にとっては、「フィンテック」よりも、
「リボリング払い」のほうがよほど重要なビジネスワードだろうな。
思い過ごしかなぁ。
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