2019年11月12日火曜日

記事

景気温暖化バブル_リセッションを許さない米国経済

景気っていうのは、好景気→不景気を繰り返して、経済を拡大させていくものと思っていたけど、過去10年の米国を見るともう、サイクルが見えなくなっている。

少しでも景気が傾くと、金利を下げ始めるから、いつまでたっても高金利にならない。
どの米大統領も任期中に不景気に陥ることは避けたいから、金利政策に口をはさみたがる。

マイナス金利も当然の世界になってきた。
日本では、一般庶民がマイナス金利を経験することはないけど、形を変えて、銀行口座の維持管理料と言う形で影響が出てきそうな気配。

景気を四季に例えるなら、いつまでも「夏」で居たいために、あれこれ策を繰り出す。
秋の気配が感じられても、まだ冬は来ない。
また、夏に逆戻り。

夏の期間が長ければ長いほど、冬の期間も長く、底冷えする。
株式の格言なら、「山高ければ、谷深し」。

いつ、バブルが弾けるかわからないが、今度の谷は、「世界恐慌」並みにならないことを祈るだけ。

100年に一度といわれたリーマンショックだから、あと100年大丈夫と思うか、
それとも、次は『半世紀に一度の株式ショック』と言われるのか?

まぁ、それでも個人投資家がなすべきことは、長寿を全うして株を売らずに持ち続けることが賢明だろうなと、思う。


にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村