2019年3月1日金曜日

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バッフェットが投資から手を引いた銘柄の発言集



IBM
「投資していた6年間では当初思っていたようにはならなかった」。
「テクノロジー業界は賢い人材であふれています。IBMだけではなくMicrosoft、Googleをはじめとする企業はベゾス氏に大きなリードを許しました。人は賢い人には大きなリードを許したくないものですが、、、」
「鉄道会社なら、朝起きたら、ライバルの鉄道が4つも出現していたということはありませんからね。」

Oracle
「ラリー・エリソン会長はオラクルで素晴らしい仕事をしている。オラクルは優れた企業だが、特にIBM株の経験の後では、クラウド事業がどこに向かっているか私が正確に理解できているとは思えなかった」

ExxonMobil
「原油価格が当初考えていたほど高い値に留まる可能性は低いと」

Mcdonald's
「マクドナルドには良い未来があると思います。しかし、私たちは彼らの競争上の優位性が、最初に決断を下したときと同じくらい強いとは思いません。」
※マクドナルドに関しては売却(売らずに寝ていれば良かったと)を後悔しているそうです。

Johnson&Johnson
「(J&Jは)過去2-3年、多くの点でしくじった」

Walmart
「リアルな小売業者は大手のオンラインビジネスとの競争の中で苦戦している」
「これは大きな流れで、すでに数多くの人を“破滅”させたが、その“破滅”はこれからも続くだろう」

※「人に質問をするなどいろんな方法で自分の幅を広げることができたはずだ。(アマゾンなどへの投資機会を逃し)失敗した」と述べた。
※ウォルマートの元CEO は、「Amazonと戦うためにeコマースにもっと投資すべきだった。それがCEOとしての一番の後悔」と述べた

投資から手を引いた銘柄でも、その後、株価が上昇した銘柄があります。しかし、その時点で、バッフェットは、手放した銘柄以上に欲しい(=投資効率の良い)銘柄があったので、売却したわけで、そうでもしなければ、S&P500よりも上回る投資成果を出せないのでしょう。