2024年9月16日月曜日

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投資信託(ETF含む)の投資は、運用会社への投資委託リスクがあることを忘れずに。

S&P500指数に連動するETFは、
指数構成銘柄に分散投資したのと、
ほぼ同じ投資成果を得ることができる、
というのが一般の分かりやすい説明。

俺のようなひねくれ者の見方としては、
運用会社に「集中投資している面」も
あることを考えてしまう。

ETFは上場しており、
株式と同様に取引できる、とは言え、
「投資信託」であることを忘れてはいけない。
投資信託であるということは、
当然、運用会社が存在する。

バンガード・S&P500(VOO)ならVanguard Group。
iシェアーズ・コア S&P500(IVV)ならBlackRock。
SPDR S&P 500(SPY)ならState Street Global。

これらの運用会社が破綻したら、
ETF商品がどうなるか想像したことある?

資産は別管理されており、
問題なしと考えるのが正論だが、
それは理想論であって。

多分、ETF上場廃止は影響がデカいから、
どこかの運用会社にETFを引き継ぐんだろうな、
とは思う。

ちょっと古いが、
2021年度の世界の運用資産規模トップ5社は、

1. BlackRock
2. Vanguard Group
3. Fidelity Investments
4. State Street Global
5. J.P. Morgan Chase

あと、投資運用会社と言うのは
買収、合併がお盛んな業界で、
今後10年先も比較的若手の
BlackRock、Vanguard Groupが君臨し続けるかは、
疑問の余地あり。

かの有名な「強気相場は悲観の中で生まれ~」の
ジョン・テンプルトン氏が運用していた会社は、
今ではFranklin Templetonの会社が引き継いでいるが、
運用資産規模トップ10外。

じゃぁ、S&P500指数連動ETFへの投資は
控えるべきかと問われれば、
それこそ分散投資するんだよ。
VOO、SPY、IVVの3つに。

結局、分散かよ? って落ちで本記事はお終い。

投資信託で早期償還の経験しているんで、投資信託に良いイメージないんだよな。
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