2024年9月5日木曜日

記事

長期的な上昇に「レバレッジ」は有効に働かない可能性が高い(はず)。

こう思ったことはない?

「長期的に上昇するなら、
 3倍のレバレッジ利かせれば、
 現物よりも3倍儲かるよね」

俺も、思ったことはある。愚かにも。

さて、現物投資とレバレッジ(信用取引)投資の違いは何か?

レバレッジは投資元本の○倍まで投資できる手法。
元本以上に投資できるのは、借金(担保)しているから。
借金している以上、肩身の狭い思いをする。

50万円の投資資金で、100万円分の投資をする。
2倍のレバレッジだね。
100万円分の投資をして50万円の含み損で退場となる。
50万円の投資資金は、担保扱いされているので、
50万円の含み損と相殺されて、
その時点でレバレッジ長期投資は終了となる。
のちに、50万円の含み損から50万円の含み益になるような
株価上昇があっても、その恩恵はない。

要約すれば、レバレッジ投資は、
長期的には株価上昇しても、
途中で投資元本並みの含み損の株価下落で
そこでレバの長期投資は終了となる。

これは理論なので、実際はもっと厳しいはず、
投資コストや手数料、金利もあるからね。

直接レバレッジしているわけではなく、
レバレッジ型ETFの投資だから、
俺には関係ないと思わないこと。
ETFとて、投資信託。
運用が破綻すれば早期償還となる。
レバレッジの運用ができなくなっても早期償還。
償還されれば、まだまし。

レバレッジはそもそも、
現物投資の短期間のヘッジ向けであって、
レバレッジ投資自体の考え方が、
長期投資に向けた設計ではない。

長期的な上昇であっても、
レバ(信用取引)は、
予想外の長期上昇途中の暴落(ブル)や暴騰(ベア)には
非常に弱いもの。

と、俺は素人なりに考えて、現物のみです。
上記の見解が正しいかどうかは知らないが、
知らないことには手を出さないことも、投資には重要。

投資資金以上に投資できるなんて、夢のようだよね。そこを考えよう。
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