俺のバイブル本でもある「となりの億万長者」にて、
雇われ人(要はサラリーマン)と自営業との違いを
説明している箇所がある。
とある授業にて教授が、
「会社員と自営業どちらが安定しているか?」
と学生に質問すると、
ほとんどの学生が「会社員」と答えた。
日本なら、
大手企業の会社員ほど安定している、
と思うだろうから、日本も米国も大した違いはないよう。
教授は続けた。
「会社員は勤め先だけの収入に依存している。
勤め先が破綻すれば、失業する。」
「複数の顧客を持つ自営業は一つの顧客を失っても、
すぐに失業することはない。」
「安定とは?」と再度問い質す。
こんな内容だったと思う。
株式投資に例えるなら、
会社員は(勤め先一つの)集中投資、
自営業は(複数保有銘柄の)分散投資みたいなもの。
俺は配当生活の決断を下すうえで、
配当がどこまで安定しているものか、
ということを考え始めた。
配当は必ず支払われるとは限らない。
そんな法律もないし、義務もない。
株主と経営者の駆け引きみたいなもので。
そうなると、配当生活なんか無理じゃぁね、と。
配当生活する前は、
リーマンショックで特に金融株がことごとく、
無配、減配しまくったし。