2024年8月11日日曜日

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米国株投資の2重苦。

日本からの米国株投資観点から見ると、
今回の相場の騒動で一番応えたのは、
円高による円建て資産下落。

米ドル建て資産額では、
騒ぐほど大きく目減りしていない。

1ドル160円から140円台にまで、
円高進んだおかげで、
ざっくり円建てなら1割の下落になる。
それに株価下落が加わる。

これが、今回の米国株投資の2重苦。
米国株下落と円高のダブル安。

米国株は下落から持ち直し始めたけど、
為替は相変わらず、140円台。
150円台をスキップした状態。

世の中に出回る米国株の投資情報は、
すべて米ドル建てでのお話。
誰も、円建てでの見方で報道はしてくれない。

仮に、S&P500指数の上昇余地が
まだ1割あるみたいな記事があるとして、
それに期待して日本からの米国指数投資からみたら、
1割儲かる訳じゃなくて、
為替が1割円高に進めば、ほぼチャラになる。
逆に1割円安進めば、1割以上円建てで増える。

為替程厄介なものはないのが、米国株投資。

俺の米国株保有銘柄の中には、
株価としては長期低迷しているにもかかわらず、
円建てでは含み益になっているものがある。

円安による含み益そのもので、
1ドル100円以下の時に投資したから。
株式投資では儲かっていないが、
為替では儲かっている、そんな銘柄結構ある。
不本意ながら。

米国株投資をするということは、
為替取引が付随してくる。
純粋な米国株投資をするなら、
米ドル建てで考えないといけない。

ただし、利確すると、日本で課税される際、
課税分に関しては為替取引が強制される。

評価資産増えても、贅沢しなかったお陰で、定年前にリタイアできたと思っている。
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