2024年8月8日木曜日

記事

株式投資の暗黒面は、相場を読んでしまうこと。

30年近く、銘柄保有してわかったことは、
株価は思い通りになりません。指数も含めて。

今みたいな、相場のボラが大きくなると、
暴落の予兆とか、始まりとか、2番底が来るとか、
今の上昇は騙しだとか、デッド・キャット・バウンドだとか、
もう、こんなこと何回も聞いてきた。

上がるか、下がるかの確率的には50%なんだが、
煩わしいのは、時間軸を変更することで、
「如何様にも的中させました」、と思ってしまうこと。

「だから暴落する」「だから上昇する」と言っただろう、
と抜かしても、明日か、1週間後か、来月か、来年とか、
具体的な日時は一切言わずにどや顔。

相場なんか、わからねーんだよ。こんなもの。
見ず知らず者同士が腹探りあって、
株式市場で取引しているんだから。
パニックになったら、
一目散に売り逃げようと出口に殺到するし、
周りが投資始めたら、
俺もとなって、株価は上昇しまくるし。
結局、それの繰り返し。

相場はわからないが、
相場に乗っておけば(株式保有)、
とりあえず儲かるんだろう、
きっと。
俺はそれを株式投資で学んだ気がするんだ。
そう思ったら、
投資本なんか読むことすらしなくなった。
いくら投資理論勉強しても、
群衆心理には勝てん、とも思うし。

株式投資をしていると、
「そんなことあるんか?」と、
思うような出来事も起きるんよ。

それは自分の無知から来るものか、
またはブラック・スワンなのかは知らんが、
自分の想定外のことも起こりえる。
想定外のことだから、リスクも取りようが無い。

保有する覚悟しか残らんかった。俺の場合。
ただ、それで上手くいったから、今後もそうする。
ただし、予想はしない。

「お前は何もわかっていない」と言われても、わかるわけない相場は。
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