テンプルトン流に言えば、悲観と楽観だけど、悲観じゃなくて今は混乱のほうが正しい。
もっと正確に言えば、新型肺炎の『感染相場』と思っている。
誰も経験したことのない経済不安だから、とにもかくにも出口求めて現金化に走る。
悲観というより、本能。
新型肺炎のピークがいつ来るかはわからないが、企業決算は4月以降に始まる。
それも、新型肺炎の影響を受けた決算数値が発表される筈。
株価は、最終的には決算数値にいずれ連動する。
周りが冷静さを取り戻せば。
決算を出す前では、各企業の発表リリースだけが頼り。
決算数値出す以前に、資金がショートすれば、
ボーイングのように現金化するための『融資よこせ』(もちろん無配)となる。
『配当の心配をする株主』をなだめるように、プレスリリースするダウ銘柄もちらほら。
インテル:自社株買い止めるけど、次の配当は出すよと言っている。
シェブロン:設備投資縮小するけど、配当背柵はトップの優先事項と改めて明言
あと、配当率20%近くまで株価下落したHP(Helmerich & Payne)ですら、
次の配当を維持する旨のリリースを出している。
悲観に暮れるか、どうかは、決算発表を知ってからでいいんじゃないか?
って思っている。
株価を追っていたら、『r > g』のrにはなれない。
売買ばかりしているなら、それは労働収入だよ、株式売買という職業。
資本収入ではない。
『Stay Home』でも、経済が止まる訳じゃない。
投資を続けろ、長期投資で居続けろ。