2020年3月22日日曜日

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一生に一度、百年に一度、ってさ、来年も同じこと言ってるんだろう

裕福層の株式爆買いやリーマン越えで『一生に一度の大バーゲン』とか言い始めた。

これ来月も、来年も同じこと言っている気がする。
スーパーマーケットのセールのチラシじゃないんだからさ。
そのくせ、新型肺炎の終焉が見えないことには底が見えないとか言い出す。

リーマンショックの際の株価を今見ているといいよ。

アメックス:10ドル台
ウェルズ・ファルゴ:10ドル台
ディズニー:10ドル台
ビザ:当時は40ドル台(株式分割を考慮すると10ドル台)
コカ・コーラ:当時は40ドル台(株式分割を考慮すると20ドル台)

まだ、リーマンショックの株価まで下落していないのに、世界恐慌はまだ大げさ。
リーマンショック当時の株価水準からみれば、この過去10年間の上昇ピッチが速すぎた。

ビザなんか、過去株価最低値からみればまだテンバーガー。
アメックスはまだ5倍程度、ディズニーも6倍程度の株価はまだ維持している。

ディズニーなんか当時、ディズニーランド閉園すらしていないのに、当時株価10ドル台。
その後の10年間は、スターウォーズ、マーベル、ピクサーを買収して豊富なコンテンツを揃え、ストリーミング事業(サブスクリプ)ビジネスを開始し、事業はさらに強固なものになった。

2008-9年で暴落、その後、暴騰、そして今暴落の真っただ中。
アメックス、ウェルズ・ファルゴ、ディズニーの株価が仮に10ドル台までに下がっても、10年前の株価水準に戻っただけ、だよねとなる。
因みにボーイングも2009年当時は30ドルまで落ちたから、
今の株価100ドル割れ程度なら、まだ利がある。

そうみれば、
まだ一生にとか、百年に一度、
のレベルじゃない。

30年間特定銘柄を保有していれば、すぐにわかること。
逆にいえば、30年間保有していなければ、この感覚はわからない、と思う。

暴落幅や暴落率の数値ばかり追って、
リーマンショックや世界恐慌の類似点を探すことで、
他人からの承認欲求を得たいだけだろう。

米国市場は破綻しないと思うから、指数の底値の探り合いしているんだろう。底値はゼロじゃないと。
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