2020年2月9日日曜日

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rikou(利口)>ganbari(頑張り)、ピケティの資本論で言いたいことはこれだな。

利口な奴は、作業量を少なくして、成果を最大限に出そうと考える。
頑張り屋さんは、作業量を最大限にして、成果も最大限にしようと考える。

効率的なのはどっちだという話。

利口な奴は、お金と口を出して、最大限の利益を頂く。
頑張り屋さんは、労働時間を提供して、最大限の給与を頂く。

頑張り屋さんは、何かを「頑張らない」と満足できない。
お金が不足することよりも、頑張り不足を気にする。
お金が足らないのは、頑張りが足らないからと思ってしまう。

利口な奴は、自分は賢くないと思うので、
頑張ってもできないと判断すれば、あえてリスクを取らないし、頑張らない。
解雇されようが、降格されようが、それは勤務先の相性の問題と捉え、
自分の得意分野に取り組む。
無駄な作業は徹底的に省く利口さを持っている。

頑張り屋さんは、頑張れば何でも出来ると思ってしまう。
不幸にもできなかった場合は、頑張りが足りなかったのだと判断する。
解雇される、降格されるのも全て「頑張り」が足りないと思う。
無駄な作業も連続徹夜のなかの錯乱状態で頑張るから、効率性は二の次になる。

株式投資も似たようなもん。
株式相場で一度バブルが弾ければ、
どんだけ頑張ったところで順張り投資で稼ぐのはほとんど難しい。
先物、オプションに手を出せば、カモにされるだけ。

相場が荒れているときは、そんなもんと思うしかない。
頑張らず(g)に、嵐が過ぎ去る利口(r)さが必要なんだと思う。

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