L Brandsって本当にしぶとい銘柄。GEの二の舞かと思ったけど。

かつてはThe Limitedって会社で、
ピーターリンチの「株に勝つ」で紹介されていた銘柄。

女性下着ブランドの低迷でファンドに売却したかと思えば、コロナ禍でとん挫。
加えて、スキャンダルな騒動にも巻き込まれてもいた。
それでもって株価は1桁台の8ドルまで下落。
かつては高配当銘柄（たこ足）だったけど、無配に転落だわな。

こりゃ、いよいよもってダメだなと、思ったら、
もう一つのブランドBath & Body Worksが大活躍。
巣籠生活でボディケア製品売れまくりだそうで。

今じゃ株価が60ドル。直近1年で8ドルから60ドルだと、軽く5倍に。
下手な巣籠ハイテク銘柄より、過去1年の投資利回りすこぶるいい。
加えて、L Brands配当再開。早くね？

日本じゃ聞きなれないブランドだから、
いまいち親しみないけど、本当にしぶとい。
債務超過しまくりでも、
ブランド構築能力と金を回す経営能力が高いのか知らんけど。

当初はGEの再来かと思ったら、あらまぁ1年で株価は回復。
GEはとうとう株式併合し始めそうだし。
株価1桁って見た目悪いからな。

世の中、ビットコインだの、ハイテクグロース株だの騒いでいるけど、
ちょっと探せば、しぶとい銘柄は結構あったりするもん。
石油株も、無理してエクソン買わずに、財務状況の良いシェブロンあたりを
拾っておけば、配当もらえて、投資利益も十分満足できるものだった。

嫌われ銘柄第一候補のアルトリア株が、52週高値になっているけど、
誰も話題にしないね。30ドル付近で買えた人は、微笑んでいるだろうね。
高配当で、キャピタルゲインもつくんだよ。

石油株とアルトリア、投資には良い機会だったね、昨年度は。

LBのアナリスト業績予測外れ過ぎだろう_予測EPS$0.12対して実績は約10倍近く。

アナリスト予測(調整後)が12セント/株に対して、1.17ドル/株（調整1.12ドル/株）の実績。
もっと簡単に言えば、アナリストは実際の利益の1/10程度の予測しかしなかった。

予測外れ過ぎだろうに。

っていうか、失業しないかと心配しちゃうほどの開き。

会社名はL Brands、昔はリミテッドだったけど。
コロナで、ゴージャスな女性下着ブランド（Victoria's Secret） のファンド売却は、
とん挫して、お先真っ暗かと思いきや、逆に売らずに済んだことが幸いしたかも。
巣籠り効果で、逆に下着売れまくったか？
もう一つのブランド、Bath & Body Worksは前四半期から堅調に推移していたけど。

しかし、本当に企業ってわからんもの。

Victoria's Secretはもう手が付けられないほど、
時代にマッチしない女性下着ブランドと思われていて、
やっとどこかのファンドへ売却先が決まったと思ったら、
コロナ禍で売却がとん挫。

あ~~、もう終わりかって思っていたら、
8月には250のVictoria's Secretの小売店を畳み、
Bath & Body Works、Victoria's Secretの両ブランドを早急にeコマースに
移行したことで、今回売上高が急増したとのこと。

えげつないな、L Brands。

かつては高配当銘柄だったL Brandsも今は無配。でも、なかなかやりよる。