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2022年7月27日水曜日

記事

マイクロソフト下方修正後決算にてプレ株価上昇、スナップとは大違い。CFO次第。

マイクロソフトの決算報道は
ブルームバーグのこの記事が詳しい。

マイクロソフトは6月上旬に
1株利益の従来予想2.28-2.35ドルから、
2.24-2.32ドルに下方修正発表していた。
本決算での1株当たりの利益は2.23ドル。

だめじゃん。
あれっ、下方予想の2.24ドルを1セント下回る決算。

下方修正よりも悪かった利益決算にも関わらず、
決算後のアフターマーケットでは、予想に反して株価上昇。

6月上旬に下方修正予想した際、
今年度はドル高などで業績見通しがネガティブに流れ、
株価は240ドル台までに沈んだ。

今回の決算では事前の下方修正を下回る1株利益決算で、
本来なら、更に叩き売られるんだが、
CFOが一言、
「23年度の売上高と営業利益が2桁の伸び率になると予想」
それが株価上昇をもたらしたんだな。

もう、今回の決算結果なんか過去の出来事、どうでもいい。
次の決算に株価が追い付こうとしている。
EPS下がっても、PERを上げれば、株価は上昇する。

CFO良い仕事している。

「法人契約が増えているんだよね」と
更にリップサービスして、
株価上昇に貢献している、と勝手に俺は思っている。

それとは反対に、
スナップチャットは事前の下方修正で株価を下げさせ、
実際の決算発表で下方修正に届かない数値で株価を下げ、
最後のとどめの一言。
「次四半期業績の見通し予測ができない」と。
そんな企業の株価が上昇するわけない。

これが新興企業の弱い点、経営のまずさ、というか。
技術、サービスに惚れて投資してしまうんだけど、
マネタイズがうまく出来ない経営陣に遭遇してしまう。
ツイッターとかも、そう。

決算数値よりも次の業績見通しに株価は反映するもの。
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