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2022年11月14日月曜日

記事

リタイアしたら、投資のやり方も変えるの?_加齢とともに現金比重増やすことが最善なのか疑問。

加齢とともに、安全資産の割合を
増やしていくことが、
資産形成の王道と思っていた。

例えば、下記のように、
株式投資のハイリスクを抑えて、
安全確実(クソ面白くない)な預金に
比重を置いてゆく、のはよく聞く話。

30~40代なら、株式投資100%
50代なら、株式投資50%、債券25%、預金25%
60代なら、株式投資25%、債券25%、預金50%
70代なら、株式投資10%、債券20%、預金70%

株式投資100%で資産を作った
俺から言えることは、
今の資産の半分を現金にしたら、
生きる目的を、半分、
失っちまいそうになる。
現金にして、どうする?
使い道ないし。

日本だと長く超低金利が続いているので、
現金預金にしておく、意味が見いだせない。
国債もしかり。

株式投資なら元本棄損リスクはあるが、
お金がお金を生んでくれる(配当)。
その配当で暮らせるなら、
わざわざ、上手くいっている投資を
現金預金にする必要あるかと思う。

お金がないときのお金の心配は
本当に心細い。食えなくなるから。

お金があるときのお金の心配は、
実はぜいたくな悩みであって、
損せずに済む(節税とか、投資銘柄の追加とか)
方法を考えているに過ぎなかったりする。

リタイアできるほどに、資産ができたなら、
それを継続すれば、良いだけの話しにも思える。

冒頭で述べた、安全資産の比重を
増やすことになる理由は、
定年迎えて、給与が無くなり、
現役の給与よりも低い年金額では
ゆとりある十分な生活が
できない想定から、
現金の比重増やしておきましょう、
程度かと。

不足分の現金は、
今までの株式投資からの
現金化で対処になるから、
安全資産の比重が増えていく。
もしくは、
70歳でリーマンショックはきついので、
早々に投資から手を引いておきましょう、
ってこと、位かな。

米国株株式投資を30年近くやっていて、
俺の限られた経験で言えば、
適切な銘柄(また指数ETF)を
保有している限り、
保有期間が長ければ長いほど、
有利だということ。

俺の個人的なリタイアという出来事だけで、
長期投資を辞めるのは、
凄く「持ったいない」と感じる。
上手く表現できないが、
長期投資で実現できる複利と
似たような利点を放棄する、
ことになるんじゃない、
と思っている。

給与無しでも、
生活できるほどの配当が得られて、
株式資産評価額も長期で増えているなら、
それを見守るだけでいい。

リーマン・ショックが来た時でも、
全ての配当が途絶えた訳じゃない。
資産は一時的に減ったが、
減配・無配になったのは
金融銘柄がほとんど。
5年もすれば、資産は増え始めたし。
机上の資産額だから、
今の生活を脅かすわけでもなかった。

そう思ったら、リタイアしたからと言って、
投資のやり方を変える必要ないな、と思った。

って、かっこつけているけど、本当の所、
面倒だから、そのままガチホしているだけなんだ。
内緒だからな。

「変化し続けないと生き残れない」とか流行ったけど、投資で流行テーマばかり追っていたら、生き残れないと思うな。
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