毎月5,000円インデックス投資で
積み立て投資しても、年間6万円。
10年間で60万円。
多いとみるか、少ないとみるかは、
価値観やその人の資産額次第だけど、
一般論で言えば、少ない。(と言える)
それでも、積立を継続することで
投資への興味は維持できたことになる。
親ガチャから漏れたなら、
高校・大学卒業して働きに出た時点で、
自分の稼ぎから投資資金を出さないと
いけないんだが、
投資に回す余裕なんかありゃしない。
のはよーくわかる。
それでも、少し何かを我慢して毎月、
投資資金5千円を捻出して継続し続ければ、
得られるものがあると思っている。
それは、株式投資がどんなものであるのか。
本で読んだり、誰かのブログ記事を読んで
分かった気になるよか、はるかに有益な経験。
それを10年続けたんだから、
次の10年はチャンスを生かすことができる。
10年じゃなくても5年でもいいんだけど。
投資を継続し続けるって言うのは、
投資の様々なイベントの経験を積むこと、
の裏返し。
リーマン・ショックに関する本をいくら読んだところで、
分かった気になるだけで、経験としては身につかない。
リーマンショック時に投資していた人じゃないと、
わからないことがいっぱいある。
経済評論家やアナリストは評論すれば稼げるが、
投資家は実践あるのみだから。口では稼げん。
俺は世界恐慌を経験していないから、
80%並みの下落が、どういうものかわからない。
でも、リーマンショックの
50%並みの下落なら十分経験した。
当時は、身動き取れずって感じ。
思考が停止する感覚に近い。
売るとか、買い漁るなんて、まず出来んよ。
静観するだけで精一杯。
「落ちるナイフを拾うな」と言うけれど、
「落ちるナイフが俺めがけて飛んでくる」だから、
避けようがない。
周りが悲観しているときに、
買うことはまず無理と思った方がいい。
悲観しているときに多くの人がとる行動は
株式を止めること、手を引くこと。
そして、複利効果からもバッサリ、
縁を切ってしまうことになる。
継続積立投資で一番大事なことは継続すること。
そうしないと、複利のようなマジックは使えなくなる。
最初は、資金少なくてもいいから、
とにかく経験を積むこと。
資金がないから後でいずれ、
じゃなくて、
今から資金を用意して始める。
「とりあえずビール」
を真似て、
「とりあえず指数投資の積立」
って感じで、
ごくごく飲み始めなきゃ。
投資格言なんか、素人の投資家には、何の役にも立たないのは、やってみればわかる。
2021年10月10日日曜日
記事
資金少なくてもいいから、積立継続することが大事。落ちるナイフは避けようがない。
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