投資始め当時に、ピーターリンチの「株で勝つ」の本に出会えた幸運。素人の株式投資で十分だと教えてくれた。

会社勤務で悟った悲しい現実。

・会社名で仕事している。

・私がいなくても会社は回る。

大手企業なら、尚更上記の２つは現実味を帯びてくる。

そう思えば、世の中冷めたもので、
上司から叱責を受けても、
「あなたがいなくても、会社回るんだけどなぁ」
って、上の空で聞き流していた頃が懐かしい。

でも、これじゃぁ、俺自身が一番まずいことに気がつく。

世間では、
「会社にしがみ付け」
「会社にいさせてもらうだけでも幸運だと思え」
「適当に働いて、適当に過ごせばいいんだよ」
「残業代出るだけ、まだましだろう」
と諭される。

ただ、これ、言うは易しで、現実は酷いからね。
それ故に、世の中、何とかハラスメントが充満しているんだろう。
追い出し部屋とかもさ。

多分、俺の性格なら、定年まで持たんだろうな。どの会社でも。
残業代稼ぐような働き方より、
効率的な働き方をして早く帰りたい。
でも、そうすると、「暇なの？　これもお願い」と言われて、
帰らさせてくれない。

そうなると、起業か、となるけど、そんな能力や人望無いから無理。
株式投資と言っても、お金ないんだけど。
でも、とりあえず、投資本でも読ん見るかと思ったのが、これ。
「株で勝つ」って、なんか、ふざけたタイトルだな、と思いつつ。


これ、投資の小難しさは、ほとんど語られないので読みやすかった。
なんか、
「本当に素人レベルの投資で十分なんだよね」、
と思った瞬間。

今となっては、本書に出てくる米国銘柄が古すぎて、
分かりずらいかも知れんけど、
難しい言葉が出てこないのでわかりやすい。
あと、もう一つのお勧めは「となりの億万長者」ね。

それに比べて、シーゲル氏の書籍
「シーゲル博士の株式長期投資のすすめ」は、
俺には理解できなかった。
分析本な感じだから、俺には無理だったな。
あと、バフェット氏に関する本も俺には不向き。

「となりの億万長者」「株で勝つ」の２冊で十分だったな、俺には。