10年前のアルトリアの四半期配当額(6月)は44セント。
そして、今年の増配で四半期配当額は98セントに。
10年でアルトリアの配当は2倍以上に。
10年前の株価は30ドル台半ばで、今は40ドル台前半。
10年前は配当利回り5-6%だったのが、今では8-9%に。
一見すると、損していそうな銘柄に見えるんだが、
全然損していない。
大雑把に税抜きで実際に計算すると、
10年間保有で配当金の合計は28.3ドル/株。
10年間の株価差益は、30ドル半ばから40ドル前半で、
少なく算定して約5ドル/株の含み益としておく。
合計すると、33.3ドル/株の利益。
投資元本35ドル/株で、
10年後に投資元本が確保されていて、
利益33.3ドルなら、悪くないと思う。
簡単に言えば、10年で35ドルが68.3ドルに。
投資利回りは9.5%になる。
S&P500指数の投資利回りと大した変わらない。
ただし、S&P500指数はキャピタルゲイン偏重で、
アルトリアはインカムゲイン偏重なので、
税制面ではアルトリアのほうが不利に見える。
含み益の非課税と配当(現実益)の課税の差はでかいからね。
こうやって、実際に計算してみると、
たばこ株悪くないよね。
AT&Tとかベライゾンのような通信株と比較したら、どうだろう?
両銘柄とも株価は10年前に比べたら元本割れ、
しているような気もするし、
増配率もアルトリアに比べたらしょぼい。
面倒だから、調べないけど。
株式投資も知らぬうちにバイオス(偏重、思い込み)にかかっているから注意を、
2023年9月15日金曜日
記事
アルトリア、直近10年で配当2倍、株価は3割程度の上昇。指数並みの投資利回り?
登録:
投稿 (Atom)