30年近く株式投資を継続している人がいたとして、
さらにガチホを貫いていると聞いて、
その人の証券口座が今のネット証券口座だとしたら、
疑いたくなる。
30年近く米国株の長期投資を名乗るなら、
当時の日本大手3大証券に口座を持っているはず。
当時は、今のように米国銘柄の制限がなく、
自分でティッカー調べて、注文出せた時代。
要は、米国支社の取次業者に注文を取り次ぐだけ。
手数料は馬鹿高いけど。
後は、証券担当者のやる気次第。
知らない人のほうが多かったし。
まぁ、大手証券口座を見限って、
全ての証券をネット証券に移管すると言う手はある。
ただ、移管手数料が馬鹿にならんので、
ガチホ貫くなら、そのままにしているはず。
2000年以前で、ネット証券口座を開くには
相当の困難があった。
チャールズ・シュワブ証券とかあったけど、
当時の回線速度の遅さや、
今のように個人情報を撮影して
アップロードして完結じゃなくて、
郵送とかしなきゃならんから超メンドイ。
日本語、ある訳ないし。
どうでもいいけど、
当時は米国株保有していると、
外国株管理手数料というのが
年間単位で取られていた。
加えて、日本株保有していると、
更に口座管理手数料も。
今は、当然のように、そんなものは存在しない。
為替も1~2円の上乗せです。
昭和の時代に日本から米国株に個人投資家レベルで
投資するのは(需要もほとんどない)相当不利だったんだが、
それでも長期投資は報われた。
運が良かったと言えば、それまでだけど。
苦労した甲斐があった。懐かしい。
んで、今になって、証券会社から、
「ぜひ、お会いしたい」
と毎年、何度も電話がかかるんだけど、
別に、放置投資だし、
お会いする理由がないんで、
適当に断っている。
昭和当時は、
米国株好きのモノ好きな貧乏人で、
相手すらされなかったのになぁ。
NY市場の時価総額が拡大した一つの理由にネット証券の気軽さもあるだろうな。