今のメタバース産業は、９０年代のネット創成期に似ている感じ。

映画「スタートレック」を知っている人なら、
このシーンを覚えているだろうか。

タイムスリップして、Mac512kの時代に戻り、
当時の人に将来の技術を教えようと、
Mac512Kを操作しようとするんだが、
なんと、
マウスに向かって、言葉を発するんだな、
マウスをマイクとカン違いしたオチ。

入力デバイスとしてのマウスが
必須になって結構な年数が経過しているが、
逆に言えば、進歩していない、とも言える。

前置き長くなったけど、そもそも論として、
90年代にインターネットが民間に解放されたとき、
当初は画期的と迎えられたんだよね。
Windowsも3.1の時代で、
速度も4800bps（？）とかの時代。
K（キロ）もM（メガ）もつかない時代。
次第に時間が経つにつれ、
遅くて使えないとか、
インターネットは落書きする場所とか、
否定的な声が次第に大きくなってきて、
とどめが、ドットコム・ショック。

ネットが思っていた程、
使えないとわかりはじめて、
株価が下落したんだな。
きっと。

それでも、アマゾンのような会社は
赤字でもオンライン販売事業を続け、

オラクルの社員だった一人は、
ネット上にソフトを提供する
クラウドを実現するために
セールスフォースを起業した。

今では、ネットはインフラ並みのサービス扱い。
90年代なら、ネット接続できなくても、
社会的に問題視されなかったんだけどね。
生活する上では何も困らなかったから。

今のメタバースって、
結局何が出来るのか釈然としない。
ゲームでの3D仮想空間なら、
既に実現できている。
90年代のインターネットと同じ状況。

さて、インフラは出来たけど、何すればいい？
そんな感じだな、メタバース業界は。

でも、いずれ、冒頭に述べたように、
マウスはいずれ古いデバイスとして
駆逐されていくんだろう、と思っている。
ただ、駆逐されたときに、
株式投資を始めてはすでに遅し。

だから、とらえず、拾っておく。
GAMAに続く次のリーダー企業が
どれになるかは知らんが、誰にもわからない。

９０年代にアップルが将来、
携帯電話製造事業で
時価総額を一位を取るなんて、
誰も予想していないし、
予想したところで、
基地外扱いされて終わり。

だから、とりあえず、拾っておく。
それが、有望かどうか、わからん
産業に対する俺の投資手法。

ごめんな、今日も粋がって語っているよな。
本当は、クソ株を拾って、損切りできないとき、
の言い訳なんだよ。ガチホだからさぁ。

入力デバイスは、将来、人体に組み込まれるんだろうな。小説「ニューロマンサー」の世界観かな。