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2022年10月5日水曜日

記事

HanesのTシャツ会社、バフェット氏のフルート・オブ・ザ・ルームに買収されるかな?

HanesのTシャツは俺が若い時に愛用していた。
そのころ、まだユニクロはなかったし。
ちょっと高めだけど、フニャフニャ感が良かった。
赤と青パッケージの違いはよくわからなかったんで、
安い方法を選んでいた。

以前はサラ・リーコーポレーションが扱っていた。
経営が傾いたのか知らんけど、
Handsbrand inc(HBI)としてスピンオフされて
ブランドを引き継いでいる。

言っておくが、
サラリーマンが経営していたから、
サラ・リーではない。
多分、名前だろう。Sara Leeだったかな。
あぁ、滑ってる。

スピンオフしたからと言って、
業績が上昇したかというと、そうでもなく。
2017年から増配せずなんで、ご察しの通り。
長らく四半期配当1株$0.15が維持されている。

株価は52週高値から
5割以上下げて7ドル台。
過去最高33ドル台なので、
ガチホしていたら、
もう保有していることを
忘れさせるほどの魅力がある。

配当利回りは8%越え。
アパレル業界のアルトリアか? お前は、
と言いたくなる。

いつ減配が来ても、おかしくないレベル。
配当性向もやばい位だし。
株価1桁台なんで、株式併合して、
そのどさくさに減配か、
無配宣言することも想定される。

「HanesのTシャツ」と聞いて、
日本では、あまり聞かないTシャツ(下着)の
ブランドを思いだした。
フルート・オブ・ザ・ルーム。
ラッセル(Russell Corporation)でもいいんだけど。

そう、バフェット氏が
1999年に倒産したフルート・オブ・ザ・ルームを
2002年度に買収している。
2006年度にはラッセル社も。

よく株式投資で、
有名ブランドに惚れて投資することがある。
俺もその一人。
今なら代表的なブランドがアップルだろうな。

んで、このブランドが廃れることはないはず、
と思って投資する。
でも、それは間違いとは言わないまでも、
ブランドが廃れないことと、
株式投資派は別物だってことに、ある時気が付いた。

「倒産してもブランドは生き残る」んよ。
むしろ、倒産することで、
安くブランドを買い叩ける機会が来る。
ただ、既存株主に見返りはなにもない。
倒産後だからね。

現在のHBIの株価7ドル台で配当利回り8%は、
投資資金が少なくて済むし、
その割に配当がすこぶるいい、惹かれるよ。

アルトリア1株の投資資金で、
ヘインズ株5株買える。

これで、HBIの業績が返り咲いたら、
キャピタルゲイン得られた上に、
元本利回り8%がついてくる。
ヘインズ(あとチャンピオンもね)という
ブランドも持ち合わせている。

株価1桁台の利回り8%越え、
何かトラップでもあるのかと。
ブランド認知は凄いのに、
経営はしくじっている。

でも、バフェット氏が買うのは倒産してから。
フルート・オブ・ザ・ルームではそうしている。

フルーツ絵柄のTシャツのタグを見ながら、
ヘインズのタグを見るとな、
投資の自信をなくしそうになる。

VFCよりもリスクはデカいだろうな。

HBI、VFCよりもナイキが無難な気がしてきた。でも、この悩む間が楽しい。
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