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2022年1月9日日曜日

記事

過去の高値を超えられないインテルとシスコ。これが今のハイテクグロース銘柄の歩む道。

今じゃ、インテルとシスコ・システムズ
のオールド・ハイテク銘柄に投資する気に
はなれんだろう。

配当利回りも2%台で、IBMよりも見劣りするし。

インテルの株価最高値は
70ドル半ばで今53ドル。
シスコ・システムズの株価最高値は
70ドル台後半で今61ドル。
両銘柄とも、過去株価最高値からまだ遠い。

ドットコム・バブルの高値を
今だに超えられないでいる。
これがバブルの末路。

悪い意味で取らんでくれ。
企業が悪いんじゃない。
根拠なき熱狂が、
そのような高値の株価を付けさせた。
言ってみれば市場参加者のお祭り騒ぎ。

当時の笑い話に、
シスコ・システムズの時価総額が
当時時価総額一位GEのそれを
超えるほどの目標株価が設定
されたときには、
さすがにやり過ぎだろう、
とまで言われていたんだな。

で、今、シスコの時価総額は
GEのそれを超えている。
あれから20年経過して、
やっとアナリストの言ったことは
正しいと証明されたわけ。

で、いつも前置きが長いんだけど、
インテルとシスコがダウ銘柄にも関わらず、
過去の株価高値を更新できていない。

それじゃ、当時インテルとシスコに
投資した人は含み損か、というと違うんだな。
バブルが弾けて、大きく売られた時期もあった。
むしろ、株価最高値のイケイケ期間よりも、
大きく売られて株価低迷の時期のほうが長い。

これを見逃す手はない。

落ちぶれていても、インテルとシスコなしには
インターネットが成り立たない位の
業界感覚があれば、投資の良い機会だった訳。
加えて、会計資料から財務情報が得られたなら、
当分生き延びることが出来るほどの財務力が
あると判断できた。
さらに、株価低迷している間、
両銘柄は増配している。
シスコは当初、無配当だったんだがね。

そりゃ2倍株にはならんかったけど、
バブル後の焼け野原で拾わない手はない。
これは、当時のIBM、HPにも言えること。

さぁ、これらの再現が今のグロース株で
起こるかと思うと、わくわくするんだが。
まだかなぁ。弾けてくれ。

不謹慎だから、ここで辞めておく。

金がないときは好景気を望むけど、資産増えると不景気を好むようになった。安く買えるからな。
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