フォーブスの2025年版「世界長者番付」での一位は
イーロン・マスク氏で約51兆円程とのこと。
そのうちの80%以上が、
スペースXとテスラの持ち株で占めている。
両銘柄でどんだけの「含み益」があるか知らんが、
仮に「含み益が幻」と言うのなら、
世界長者番付から除外される可能性も
十分ある位の「含み益」額だろうとは想像できる。
フォーブス長者番付基準は推定10億ドル以上の保有資産。
通常、現金以外の資産には「含み益」「含み損」が付いてくる。
なぜなら、現金に換金する際には元本基準ではなく、
評価時価基準で換金されるのが普通だから。
10億ドル全部現金とか、
特定の通貨で全預金する富豪がどんだけいるのか、
俺は知らんが、分散資産観点から見れば、
多分それはあり得んだろう。
世界の長者番付とて、含み益を「幻」扱いせずに、
推定資産として扱われていることは想像できる。
俺自身の経験から言えば、「含み益」を増やさずに、
毎年、利確・損切りしていたら億れなかった、と思っている。
税金と売買手数料によるコスト増もあるし、
売買回数増による投資負けの確率も上昇するし。
見方を変えれば、
「含み益が幻」(現実益扱いされない)と考えられているおかげで、
課税されずに複利効果のように増えていくことができる。
含み益が幻なのか、そうでないかは、
まぁ、どっちでも良くて、
含み益があったに越したことはないし、
課税されない現状には十分満足している。
余談だが、企業会計的には確か、
時価総額で資産価値を決める場合もあり、
資産売却していなくても、帳簿上、
評価損が強制される場合もあるはず。
含み益は幻と妬み、含み損はまだ損していないと開き直る。それだけのことだよな、きっと。
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